BPMN入門

第2章 全ての図形

【連載】BPMN業務フロー入門(8)アクティビティ

タスクとサブプロセス 人の作業やITシステムの処理を表すアクティビティにはタスクとサブプロセスの2種類があります。第3回で説明したように、「+」記号が付いていないのがタスクで、付いているのがサブプロセスです。タスクはこれ以上詳細に可視化しないアクティビティ、サブプロセスはさらに詳細を可視化するアクティビティです。 今回は、タスクとサブプロセスという2つのアクティビティにはどのようなタイプがあるのか、その概要を確認していきます。さらに詳しい使い方については「BPMN仕様の理解を深めよう」で説明します。 タスクのタイプ タスクは左上の記号で作業や処理のタイプを区別すること...
第2章 全ての図形

【連載】BPMN業務フロー入門(7)お勧め図形セット

初心者にお勧めする図形のセットを下図に示します。 筆者はこの図形セットを基本に、業務フローを利用する目的、利用者のスキルレベルなどを考慮して図形を追加しています。でも、そのような考慮には慣れが必要ですし、図形セットだけでも十分に良い業務フローを描くことができます。 図形セットの中で「BPMNで業務フローを描いてみよう」で使い方を説明していないのはリンク中間イベントだけです。下図のようにシーケンスフローを分割するときに使います。必ず黒色矢印で一端終わって白色矢印で再開します。分割されたフローの繋がりがわかりやすいようにイベントに記載する文字で工夫をします。 ...
BPMN入門

BPMNとは

BPMNは下図のような業務フローが描ける国際標準(ISO19510)です。 正式名称はBusiness Process Model and Notation、業務プロセスを図と文字(XML)で表すためのルール集です。 BPMNで描いた業務フロー図をXML形式の文字に変換することができます(変換ルールが決まっています)。XML形式にすることで、ITツール「BPMS : Business Process Management System」で動かしたり、業務フロー図を様々な記述ツール間で交換したりできるようになります。 現バージョンは2.0ですが、1.xの時はX...
第1章 業務フローの描き方

【連載】BPMN業務フロー入門(6)BPMN記述標準の必要性

はじめに BPMN記述標準の策定を始めてから、もう十数年になります。最初のキッカケはBPMN教育の受講者からのある質問です。「業務フローの整備をはじめたが、人によって業務フローの詳細度が違い過ぎる。同じような業務なのに、ある人はA3で1枚、別の人はA3で10枚の業務フローを描く。大袈裟なのようで実際に起こっている。どうすれば良いか?」という質問です。しかも「最適な業務フローは1枚でも、10枚でもないと思う。でも何が最適かを明確に説明ができない。」という悩みも持たれていました。そこから「何が最適かの指針を明らかする」と「その指針で統一感がある業務フローを皆に描かせる」を目指した試行錯誤が...
第3章 仕様理解を深める

【連載】BPMN業務フロー入門(15)イベントを極める

はじめに 今回は「イベントを極める」をテーマにBPMN仕様について解説します。「BPMNは難しい」と感じている方の多くがイベントという考え方で苦労しています。イベントを使った表現力はBPMNの長所なのですが、その表現力にBPMN初心者が混乱しているようです。でも、イベントを正しく上手に使いこなせるとBPMNに熟練している感が著しく出てきます。今回はイベントの基本的な概念に絞って解説をします。時間をかけてでも読み、是非ともBPMN熟練者風になってください。 イベントとは イベントとは、業務プロセスの進捗に影響を与える事象のことです。つまり、前回詳細に説明したトークンの流れに影...
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