2021-03

BPMNセミナー

3/18のセミナーには5名の方に参加いただきました

本セミナーを開始してちょうど1年。その間の参加者は計19名です。コロナ渦での開催が続き、全ての方がWeb会議形式での参加でした。当初は確保した会場からWeb会議を実施していましたが、今では自宅で実施しています。参加者が演習で作成した業務フローも確認できるZoomの便利さに助けられています。次回については、日程が決まり次第、本サイトで案内します。
その他

【連載】BPMN業務フロー入門の読み進め方

本連載では、国際標準「BPMN(ISO19510)」の特徴を活かした業務フローの描き方について解説してていきます。学びたいことから読み進められるように4つの章での構成としています。 「BPMNで業務フローを描いて」と頼まれたが描き方が良くわからないという方は「第1章 BPMNで業務フローを描こう」を読んで、業務フローを描きはじめてみてください。 業務フローの描き方を選定中でBPMNもその候補の1つという方は、まずは「BPMNとは」を読んで、次に「第2章 BPMNの全ての図形を眺めてみよう」に進んでください。図形が多くて難しそうだけど必要な図形だけに絞って使えば簡単、ということがポイントです。 ...
第2章 全ての図形

【連載】BPMN業務フロー入門(8)アクティビティ

タスクとサブプロセス 人の作業やITシステムの処理を表すアクティビティにはタスクとサブプロセスの2種類があります。第3回で説明したように、「+」記号が付いていないのがタスクで、付いているのがサブプロセスです。タスクはこれ以上詳細に可視化しないアクティビティ、サブプロセスはさらに詳細を可視化するアクティビティです。 今回は、タスクとサブプロセスという2つのアクティビティにはどのようなタイプがあるのか、その概要を確認していきます。さらに詳しい使い方については「BPMN仕様の理解を深めよう」で説明します。 タスクのタイプ タスクは左上の記号で作業や処理のタイプを区別することができます。区別をしない場...
ISO19510

BPMNの気に入らないところ

雑感として筆者のBPMNに対する思いを述べます。始めたばかりの連載記事「第2章 BPMNの全ての図形を眺めてみよう」に関係する内容です。 はじめてBPMNを知ったとき、とてもBPMNが気に入りました。2004年にバージョン1が発行されたときのことです。それがバージョン2となり、テキストファイル(XML)としての標準形式が定義されたり、図形が増えたり、大きく変わりました。このバージョンアップに対して、改良されたところもあるけど改悪されたところもあると、どちらかというと残念な気持ちの方が大きかったことを思い出します。図形が増えたことが気に入らなかったのです。 バージョン1のときは、仕事の進め方をパ...