業務フロー物語

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【連載】業務フロー物語(4)連載中止のお知らせ

業務フロー物語は他のコンテンツと比べてとてもアクセスが少ない状況が続いています。他のコンテンツを優先した方が良いと判断し、連載を中止することにしました。途中まで読んでいただいた読者の方々にはとても申し訳ないのですが、伝えたかったことは別の形で伝えるようにしますのでご了承ください。 物語のテーマであるハンドオフ分析の良さは、理屈を話すだけでは伝わりにくいと感じています。筆者も本連載の第1回で紹介した本を読んだ時に「なるほど、そんな考え方もあるんだ」と参考にはなったのですが、読んだ後に多くの業務フローをレビューしてはじめてその重要性に気づくことができました。必要以上にアクティビティを分けて、複雑で...
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【連載】業務フロー物語(3)書類やデータの流れを確認する

※諸事情により本連載は中止となりました。 業務改善ワークショップの第2週は、書類やデータの流れを把握することを目的に進めていきます。確認したいことは次の3つです。 各作業を始めるために必要な書類やデータは?各作業の成果として出力する書類やデータは?どのような伝達手段で書類やデータをやり取りしているのか? 特に「3.」は、通常の業務フローではあまり書かれていない情報です。でもこの物語の主人公は、伝達の効率化がとても効果があることを知っています。人と人がやり取りする箇所では、必ず現状の伝達手段を確認して書くようにしています。 書類やデータの確認に先立ち、前回のヒアリングにもとに作成した業務フローの...
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【連載】業務フロー物語(2)業務の全体像を捉える

※諸事情により本連載は中止となりました。 業務改善ワークショップの第1週です。業務の全体像を把握することから始めます。細かいことを気にし過ぎると全体が見えなくなるので、ハンドオフの視点を中心にヒアリングを進めようとしています。人と人がやり取りする様子を確認しながら、業務プロセスにおける各員の役割を把握しようとしています。 対象プロセスにわかりやすい名前をつけるとすると、何がよいですか? 「製品サポート依頼対応プロセス」でよいと思います このプロセスは何をキッカケに始まりますか?誰が最初に動きますか? プロセスが始まるキッカケから始めて、順を追ってハンドオフが発生する状況を確認しようとしています...
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【連載】業務フロー物語(1)プロローグ:ハンドオフ分析のすすめ

※諸事情により本連載は中止となりました。 はじめてBPMNに触れたのはBPMN仕様書の初版が公開された2004年。その翻訳版を日本で公開することにかかわったのが最初です。それから16年の間、セミナーの講師をしたり雑誌に寄稿したり、BPMNの啓蒙に努めてきました。でも、実は啓蒙していたのはBPMNではなくハンドオフ分析の方がメインだったと思っています。 ハンドオフ分析とは筆者が勝手に付けた名称ですが、ハンドオフという言葉は業務プロセス界隈ではよく使われています。はじめて目にしたのは次の書籍です。 Workflow Modeling: Tools for Process Improvement a...